医療機器製造 Oさん

PROFILE

Oさん

2023年入社

短期大学校 生産技術科を卒業後、製品の設計に興味をもち、2023年山陽精工株式会社に新卒入社。現在は製造部にて医療機器製造の組立作業を中心に行っている。業務を通して社会貢献できることにやりがいを感じている。

―現在、医療機器の組立・製造に従事しているOさん。山陽精工株式会社に入社を決めた理由を教えてください。

金属加工や生産技術などを短期大学校で専門的に学び就職を考えるうち、企業説明会で山陽精工株式会社に出会いました。こんな身近にこれほど高度な技術を持った会社があるのかと驚き、この会社なら学校で学んだことをより一層高められると入社を決意しました。
当初は製品の設計をやっていきたいと考えていました。設計を専門的にやっていくには製品がどう作られているか知ることが基本となるため、現在は医療機器製造にて組立作業に従事しています。

―医療機器製造の業務内容についてお聞かせください。

業務は主に医療機器の組立てが中心で、その他に書類の手配や作成なども行っています。医療機器の組立は、精密機器ですので細かい部品の組立作業が必要で、早いものでも1ヵ月、なかには3~4ヵ月ほどかけて仕上げる製品もあります。組み立ての工程については手順書があり、それを確認しながら作業を進めています。医療機器は製品の検査基準が高いため、品質も高いレベルが求められます。作業に慣れてきても、一つ一つの工程を手順書で確認しながらミスなく組み立てていくことを心がけています。それでも検査基準で不適合となることもあります。その場合は、基準をクリアできなかった原因をしっかり追究し、次に活かすように努めています。

―仕事の魅力ややりがいなどについて教えてください。

医療機器製造は、正確な組立作業が求められる反面、納期を厳守しなければなりません。組立作業に慣れないうちは緊張することもありましたが、繰り返し行うことで少しずつスピード感をもって仕上げられるようになってきました。その際も品質を落とさないように細心の注意を払いながら行っています。以前なら手こずっていた工程をパッと仕上げられるようになると、こんなに出来るようになったと自らの成長を実感して嬉しくなります。なにより医療機器という社会に役立つ製品を作り上げることは、大きなやりがいになっています。

―会社の魅力や今後の目標をお聞かせください。

医療機器の組立は、基本的にチームで行います。一人で抱え込まず、みんなで助け合ったり、相談したりしながら進めています。特に納期が厳しい場合は、チームだけでなく他の工場の方々にも来ていただき、納期に間に合うよう対応することもあります。
現在、自分で組み立てられる医療機器が1種類なので、今後は他の医療機器の組立にもどんどん挑戦していきたいと思っています。

―最後に、山陽精工に興味をもたれている方にメッセージをお願いします。

当社には、設計や製造、営業などさまざまな職種があります。今はまだ何をやりたいのかわからない方も入社後にいろいろ挑戦でき、自分のやりたいことが見つけられる、誰もが活躍できる会社です。社内はアットホームな雰囲気なので、上司にも気軽に相談できます。自分の可能性を広げたい、医療分野に貢献したいという想いがある方々に出会えることを願っています。