マーケティング・営業 Sさん

PROFILE

Sさん

2011年入社

マーケティング・営業
大学の教育人間科学部で美術分野を学んだ後、2011年に山陽精工株式会社に新卒入社。営業部を経て、2020年11月マーケティング部門の立ち上げメンバーの一人として抜擢され、営業支援や広報活動等を担っている。

―山陽精工に入社を決意された理由を教えてください。

当初は、関東方面で就職先を探していましたが、なかなかいい出会いに恵まれませんでした。そこで視点を変えて、大学のある山梨県内で就職活動を開始し、最初に採用をいただいたのが山陽精工でした。文系出身の私が製造業で務まるのか不安でしたが、採用面接の際に「一から教えますので安心してください」と言っていただき覚悟が決まりました。当時は専務だった現・社長からも力強いエールをいただき、入社したらいろいろなことにチャレンジできると期待が膨らんでいました。

―入社してからの経歴について教えてください。

入社後は実際に工場で物を作る、営業に同行するといった研修期間を経て、営業部に配属になりました。営業部ではお客様先を回る営業マンのアシスタント的な業務と生産管理を担当。生産管理では、お客様からご注文いただいた部品を手配し、納期の管理をする業務に長年従事してきました。
2020年11月にマーケティング部門が立ち上がり、現在女性社員2名で運営しています。新部門の立ち上げに関しては、以前から社長をはじめ、営業部の上司も「やってみたらいい!」と背中を押してくださいました。当社は社長と社員の距離が驚くほど近く、社長が以前から私が広報をやりたいという話をしていたのを覚えていてくださり、本当にありがたかったです。当社には年齢や性別に関係なくやってみたいという声に応えてくれる環境があります。

―仕事の魅力ややりがいなどについて教えてください。

マーケティング部門の業務は多岐に渡ります。自社ホームページの企画や展開をはじめ、営業マンに同行して共に営業戦略を考え、それに必要な資料づくり、年2回出展している展示会の準備や運営などに追われる日々を送っています。この仕事の魅力は、何といってもお客様の反応を直にお聞きできるところ。弊社の技術についてご説明したり、逆にお客様の事業展開をお聞きしたり、日々刺激を受けながら勉強させていただいています。

―会社の魅力や今後の目標をお聞かせください。

現在、女性社員が3割で、製造業の会社としては女性の割合が多い方だと思います。特に生産管理は女性社員が中心に行い、女性の管理職は15%を占めています。将来的には女性管理職を30%まで増やしていく方針だと聞いています。
私自身も将来的には家庭と仕事を両立していきたいと思っていますが、今は後輩や今後入社する若手の成長を助けられる存在になりたいと願っています。そして、社内外の方々に山陽精工の良さを広く知っていただけるよう、周りの人を巻き込みながら当社らしい発信をしていくのが目標。さらに風通しのいい環境をつくり、いつかマーケティング部の存在が大きくなっていったらいいなと思っています。

―最後に、山陽精工に興味をもたれている方にメッセージをお願いします。

弊社では海外での生産も行っていますが、第一に考えているのは日本でのものづくり。山梨から世界へ向けたものを生産していこうという想いをもっています。
仕事では、学生時代のさまざまな学びが思いがけない形で実現することがあります。就職活動ではついつい視野が狭くなり息詰まることがあるかと思いますが、視点を変えるだけで新しい世界が開けることも! 就活生の皆さんの選択肢のひとつに、製造業も入れていただけたらたいへん嬉しいです。自分は理系出身じゃないので無理だと思わず、広く興味をもっていただければと願っています。